05/03/18


春の日に、桜のメッシュは いかが?

材料名 Baker's
最強強力粉 100 240
ドライイースト(サフ) 1.6 3.8
砂糖 15 35
ショートニング 12
全卵 10 24
桜葉パウダー 2.1
63 151
鹿の子 41.7 100
合計 238 571


メッシュ型の事に関しては【コチラ。】


粉はイーグル(タンパク質12%) を使用しています。
お好みで変更してください。
変更の場合、ホイロの見極め、吸水などが変わります。
前の晩に、分量の水に桜葉パウダーを混ぜておきます。
こうする事で桜葉の香りをうつすとともに、塩抜きをします。
桜葉パウダーには塩が含まれているので
パウダーの塩分を使ってパンを作ります。
桜葉パウダーは富沢商店で入手できます。
配合量は好みだと思いますが、塩の含まれているタイプなので
入れすぎるとしょっぱいパンになり、生地の発酵が遅くなります。
5〜6gぐらいで良いと思います。5gだと、とてもやさしい味になります。
鹿の子は常温にしておかないと、ホイロで影響が出ます。
あらかじめ冷蔵庫から出しておくのを忘れないでください。
桜色の色づけは食用色素を使用しています。
食用色素(粉) 0.1gに水0.2〜0.3gを入れて良く混ぜた物を使っています。
レシピの画像の色では全部使い切りません。それぐらい優しい色付けです。
Cookingのページの物は、全部使って色をつけています。


◆◇ Process ◇◆  total time : 14時間〜
粉類の材料を入れた捏ね釜に 水、全卵を入れながら、捏ねて行きます。
6分ほど経って、生地表面に、少し湿りを感じる程度まで捏ね上がったら
油脂を投入して仕上げていきます。8分後、生地に張りのある膜ができたら捏ね終了。

捏ね時間 6〜7分 ↓油脂 後7分 ↓  捏ね上げ温度27度。
【分割】

生地の重さを量り、6 : 4に分割します。
6割の生地は容器に入れ発酵を開始。
残りの4割の生地を台に広げ、食紅で色付けした水を
指で生地に置くようにしながら捏ねて色をなじませます。
うっすら色づく程度の着色でいいです。
色がなじみにくいので、生地を傷めないように優しく捏ねてください。
【一次発酵 ⇒ ベンチタイム】

28〜30度65〜70分(約2〜2.2倍)、パンチ(強め)後、25分程度(約2.2倍)で終了。
パンチのやり方は 【 コチラ 】

丸めなおしてベンチタイムを20〜30分、生地がやわらかくなるまで行います。
【成形】

成型は【宇治ミルク金時】と同じです。
画像は巻きの作業にうつる前の状態。
ノーマル生地は長さ 約31cm、桜生地は長さ 約28cm ほどに伸ばし,、【宇治ミルク金時】同様に鹿の子を入れて生地を重ね、
上からも鹿の子を均等に散らします。
軽く上から鹿の子を押さえてから巻きはじめを折り
芯を作って巻きはじめてください。

芯の部分は、両方の生地厚を若干薄めにしておくと、タマリができず、渦が綺麗になります。

今回は、赤色を大きめに出すようにしたので、ノーマル生地が若干薄め。きつく巻きすぎると、ホイロ終了時に生地表面が裂けてしまいます。優しく、でもしっかり巻きます。
【ホイロ】

36〜38℃、60分ほど発酵。
一番高いところが、型から3mmで型に付くぐらいまで上げます。
付くか、付かないか、ギリギリまで上げてください。
【焼成】

180℃予熱、170℃16分 160℃10分 (高速ガスオーブン使用)
お手持ちのオーブンで調節してください。

私はガスオーブンですが、やはり焼き斑があるので
170℃ 8分 160℃ 5分  裏返して  170℃ 8分 160℃ 5分
と言うように、焼き時間と温度を型の上下で分けて焼いています。


ひぃたんメモ
桜メッシュ、合計26分ほどで焼き上げていますが
すべての条件がビシッ!ッと決まってできたメッシュは
立てて冷ましていても腰折れが起こらず
目立ったシワもでずに綺麗な形を維持できます。

右の画像は、完全に冷めた状態の桜メッシュですよ♪

ほんのり桜の香りのする、和菓子風のメッシュパン。
材料の入手先が限られているのですが
春にちなんで作ってみました(笑)


今回は、粉量が少ないので(型比容積が大きいです)
とてもふんわりしたパンになります。
鹿の子は多めに入れているので、腰折れに悩む人がいるかもしれません。
原因はいろいろあると思うのですが、粉量の事だけ言えば
粉量を250gにすると 作りやすくなります。
作り易い量で作ってみてくださいね★
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