07/02/04


生ビールを入れて作るベーグルです♪

材料名 Baker's
強力粉 48 120
フランスパン専用粉 48 120
ライ麦粉 10
ドライイースト 0.68 1.6
砂糖 12.5
生ビール 30 75
24.8 62
合計 162 406
100g前後の分割 4個分


強力粉はイーグル、フランスパン専用粉にはリスドォルを使っています。
強力粉をカメリヤにした場合は、吸水を1〜2%減らすと良いと思います。
吸水を変更の場合、ビールの配合はそのままで。
お好みの粉で作ってみてください。
今回、生ビールを加えていますが無しでもいいです。
その場合、あればモルトパウダーを0.6%加えるとオイシイです♪
私の愛用品はクオカ ママの手作りパン屋さんで販売されている
ビタミンC入りのものです。シンプルなパンにお薦めです♪
生地を茹でるお湯1.5リットルに大さじ2のモルト(またはモラセスを入れ
香りと色づき・ツヤの良いベーグルを作る準備をしておきます。
仕込み水の中に塩と砂糖を入れて良く溶かし、夏場は冷やして使います。


◆◇ Process ◇◆  total time : 2時間26分〜
捏ね時間 5分+22分フロアタイム後 2分  捏ね上げ温度28度前後

生地が硬いのでニーダ を使っての生地仕込みは大変です。変速がない場合は、材料を一度ボールの中なのでまとめてから捏ね器で捏ねるか、はじめから手捏ね作業をした方が良いと思います。

室温20〜22度 捏ね釜に塩、砂糖、水以外の材料を入れ*【粉合わせモード】で、水(8度前後)を回しいれてからまとめていきます。
大体まとまったら通常の【生地を捏ねるモード】で5分間、手やゴムベラで介助をしながら捏ね上げていきます。膜は厚めでコシがある感じです。
 
この時点の温度28度ぐらいです。

捏ねあがったら、そのまま20分間休ませます。
(夏場はコネ釜は捏ね器から外しておきます) 
22分後の温度は26〜27度程度。

フロアタイム終了後、2分捏ね生地を仕上げます。
(捏ね上げ温度 28度前後)
休ませる前より生地が伸びる状態になっています。
【分割 ⇒ めん棒がけ】

捏ねあがった生地を4分割(100g前後)してから、めん棒をかけます。
生地の中の大きな気泡を出す作業、力を入れ過ぎないように
でも大きな空気はしっかり抜きます。
1つの生地、三つ折3回ずつ。
生地を伸ばし上半分、下半分をたたみ、90度回して矢印の方向に今度は伸ばす。

 ←これを3回繰り返す。
【一次発酵】

28度 35〜40分

軽く丸めなおし (下は閉じ難いので無理に引っ張らず
表面が張るように丸めれば良い))
一センチの間隔くをあけて4つ並べ35〜40分
お互いの生地がくっつくまで行います。
だいたいの目安ですが。。
【成形】


@
取り出した生地をめん棒で薄く伸ばします。
  ここでもしっかり空気を抜くように、端に寄った空気もしっかり抜いてください。
  他の生地も順番に同じ作業をします。
A一番初めの生地に戻り、巻き込む面に ごく薄く刷毛で水を塗り湿らせます。
B この生地を棒状にします。好きな方法で、お任せ〜。
  はじめに芯を作ります。
  巻く時、生地の表面を触らないように両手の親指を使って、画像の手つきで生地をしめながら
  表面が張るように巻いていきます。最後に閉じ目をしっかり閉じます。
  他の生地も順番に同じ作業をします。

C
出来上がった棒状の生地を順に、長さ20〜25p程度(お好みで)まで
  転がせて伸ばし 端をめん棒で画像のように薄く潰します。
  他の生地も順番に同じように作業します。



D 綴じ目を上にして 薄く伸ばした部分を指で左右に優しく広げ窪みを付けます。
  棒状の生地をくるっと回して輪を作り、潰した面の生地をくっつける場所に
  刷毛で水を塗って、中心に生地を納め包みこむように生地を寄せて しっかりくっつけます。
  表は優しく押さえてあげる程度で十分です。
 
この時、ひっくり返して作業した方が、生地に余分な力を入れずに作業
   できるので、生地を併せた部分が馴染みやすくなります。
   無理に引っ張ったりすると、湯で&焼成の時点で生地が元に
   戻ろうとする為、併せた部分が反り返ったり裂けたりしてしまいます。

E
綴じ目を下にし、布の上に生地を置いてホイロへ。
【ホイロ⇒ボイル】
30℃、30〜40分ほど発酵後、茹でる

湿度は75%前後で、加湿を行わず一次発酵の時に残っている湿度のみで行います。乾燥には気をつけて!
表面のハリが無くなり、くっつけた部分の境目の生地同士が馴染んだら終了。
発酵時間は好みにもよりますので変更してください。整形をした後、少しの時間は生地を休めてあげてください。
生地がゆるい時はホイロの時間を短くした方がモチモチします。

モルト入りのお湯をフライパンのような口の広いものに入れ、火にかけて気泡がフツフツ・・・と浮き上がってくる状態で生地を茹でます。

パンの表を下にしてお湯に入れ約50〜60秒後に裏返し
約40〜50秒ほど茹でて焼成に入ります。

この時点で生地のつなぎ目が割れてくる場合、だいたい焼成中にパンクしたようなパンにある可能性がっ!

ベーグルを湯から取り上げ、そのまま一度ふきんの上にポンッ!と置いて汁気を取ってからオーブンシートの上に並べます。

あれば便利な道具としてはクオカで販売していた
 【すくいっこレードル(M)】

ワイヤーなので手入れも楽だし、水切れも良い。
鍋から煮物を取り出す時にも活躍中です。角がないので
パンに傷が付きにくいっていう利点もありますよ。
【焼成】

200℃余熱、190〜200℃ 20分
茹でた生地をすぐにオーブンに入れて焼き始めてください。時間が経つと綺麗なツヤができません。
*断続的な粉を合わせる作業の機能で、回転数が遅く混ぜ合わせる程度


ひぃたんメモ
生地が硬く、捏ね時間を延ばすと生地温度が上がりすぎるので
途中休憩を入れて釜と捏ね器を休ませます。
夏場は温度管理が困難ですが 温度が上がり過ぎないように注意します。
なるべくなら30度以下厳守、、、って、難しいよね。

茹でる時間と焼成をするまでの時間は、本当に"ツヤ"に大きな影響をあたえます。
その時の茹で汁の温度も深く関係しますので
自分に合った手順で作業を進められるように何度も焼いて慣れてみてください。

ヒビは、あまり意識しなくてもいいです。
あると気分いいですけど(笑) たぶん作り慣れると入るようになります。

ベーグル、私がネットでパン作りにハマルようになった最大の切欠のパンです。
これをネット検索にかけなかったら、ここまでパンを作り続けていなかった。。。
今回はビールを遣ってレシピを作ってみました。
いつもはモルトパウダーを入れていたんですよ、これを入れると味が美味しく感じたので。
同じような味が出せて、しかも身近で購入できるもの〜と探したのがビールでした。

私だけが美味しくなる!と思っているだけかもしれないけど(爆)
ちょっと変わっていて面白いかな?と思って(笑)

安価な第三のビールとか、発泡酒ではダメなので
ぜひ生ビールを使って作ってみてくださいね♪
夕方作って、翌日の朝食べるのが好きな私♪モチモチ〜〜〜♪
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