03/6/10


毎朝の食卓に、リッチなパンを♪


材料名 Baker's
バターロール テーブルロール
強力粉 80 240
薄力粉 20 60
ドライイースト 1.4 4.2
1.6 4.8
砂糖 10 30
スキムミルク 18
全卵 10 30
バター 15 45
牛乳 56〜 168
合計 600
12個分


粉ははるゆたかブレンド (タンパク質11%) を使用しています。好みで変更ください。
イーグル (タンパク質12%) では吸水59%でした、参考までに。
使用する卵は全卵10%で作って頂いても良いのですが、今回のパンはMサイズの卵黄1個+水で作った方がより美味しいと思います。

スキムミルクは脱脂粉乳にク○ープを半分混ぜて使っています。


◆◇ Process ◇◆  total time : 3時間40分〜
バター以外の材料を捏ね釜に入れ、羽根を回しながら牛乳を注いでいきます。
3〜4分経過後、捏ね具合をみてバターを入れてください。
更に8分ほど捏ねて、生地を確認します。あまり薄い膜はできないようにしてくださいね
捏ね時間4分 ↓油脂 後8分  捏ね上げ温度28℃
生地が柔らかいので、捏ねが進み易いです、注意して捏ねてください。
【一次発酵】

28度で約65分(発酵倍率 約2倍) パンチ後30分(発酵倍率 約2倍) で終了。
パンチは、優しく丸めなおす程度です。
【分割 ⇒ ベンチタイム】

49g前後で12個分、若干大きめサイズです。好みにより変更してください。
丸めて乾燥に注意しながら20〜30分前後ベンチタイム。時間は生地の状態で判断してください。
【成形】

ここの方法ではなく、皆さんが普段作っているやり方でいいです。

まず、生地を棒状にします。成形法は 【コチラ】

@棒状になった生地を丁寧に伸ばしながら、長さ23cmぐらいの 『しずく型』 にします。
ここで生地を5分ほど休ませます。

A生地の3分の1のシッポの部分を押さえ、麺棒で丁寧の伸ばします。(シッポは麺棒をかけません)
矢印の方向に、シッポを少し引っ張りながら伸ばしていきます。
B矢印のように伸ばして、巻き始めのほうを少し広げておきます。長さは30cmまで伸ばします。

ここで生地を一回浮かし、ハリをなくします。すると生地が戻って、26cmぐらいになります。戻りが強い時は生地を休ませながら、この長さになるように伸ばしてください。

C巻き初めを折って、芯を作ります。気持ち横に引っ張るような感じにします。
Dコロコロ転がすように巻いていきます、力は入れてはいけません。
E2/3巻き終わったら手に持ち、形を整えながら巻いていきます。あまり引っ張らず、ただ置いていく様にします。

天板に乗せ、上から軽く手で押さえます。こうするとホイロ中に転がらず、形を維持できます。
【ホイロ】

35℃で55〜60分ぐらいです。
ホイロをしすぎると、生地の表面が汚くなったり、出来上がったパンがつぶれます。
ホイロが足らないと巻き目が大きく裂けますので注意します
表面に卵液を塗ります。塗りすぎに気をつけてください。

←カーソル当てて参考にしてくださいm(__)m
【焼成】

210℃予熱、200℃で11分。手持ちのオーブンで調節してください。
(表記は天板一枚の電気オーブンでの温度と時間です)
良い焼き色がついたら焼き上がりです。焼減率11〜12%


ひぃたんメモ
定番で、どこのパン屋さんにもたいてい置いてあるバターロール。
一見簡単のように見えるけど、難しかったぁ〜〜(--;)

何回も作りました。
生地の巻き目が異常に裂けたり、、、ホイロオーバーにもなった。。

◆◇ 巻き目が裂けてしまう原因は ◇◆

    ● 生地をきつく巻きすぎる。
     ● 生地が固い(水分が少ない)
      ● ミキシングのしすぎ。
       ● 一次発酵オーバー。
        ● ホイロ不足。


などがありますので
もし気になったら、工程の見直しをしてみてくださいネ☆

特に未熟成には注意!!!(自分がそうだった(--;))
ホイロの見極めがポイントになります!

でも、作って楽しい、食べて美味しい!!がイチバンッ!
あまり神経質にならないで♪
我が家では
12個全部をテーブルロールにはしませぇ〜んっ!(-。-;)エッ!(-_-;)ソウナンダ。。

この生地で調理パンにしたりメロンパン
(干ホイロなので、室温でホイロでき一度に全部焼けない人にオススメ!時差が作れます)の生地にしたりします。

形も自由なこのパン、いろんな成形を楽しみながら
食卓を飾ってくださいネ☆
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