03/07/03


トーストするとサクサクッ!お菓子のように♪


材料名 Baker's
最強強力粉 100 240
ドライイースト 7.2
1.2 2.9
砂糖 20 48
バター 15 36
卵黄 15 36
エバミルク 10 24
紅茶の葉 2.4
紅茶エキス 43 103
合計 210 503


メッシュ型の事に関しては【コチラ。】


粉はスーパーキング(タンパク質13.8%)を使用しています。
変更の場合、ホイロの見極め、吸水などが変わります。
リッチな配合で冷蔵発酵をしていることで、グルテンが弱くなりやすいため
最強強力粉を使用してカバーしています。
ホイロしすぎで焼成に入ると、型が破損します、、、パンも爆発する*('▽';)*

生地の状態にもよりますが、粉量が少ないのでケービングを起こしやすいと思います。10〜20g粉を増量すると作りやすくなります。
また、耐糖性イーストを1.8〜2%の使用で仕込むと作りやすいでしょう。
釜伸びが増しますのでご注意を!
エバミルクは無糖練乳のことです。缶詰入りで売られています♪
コンデンスミルク(加糖練乳)で作る場合、同量で砂糖を15%にしてください。
ほぼ同じになります。
紅茶の葉(約3パック)は仕込む前に
紅茶の葉の2倍量(大きい葉は2.5倍量)の熱湯に浸し、ラップをして冷まします。
こうすると香りが引き立ちますし、葉がソフトになります。

入れる葉は、食感が気になる方はティーパックがお勧めです。
ティーパックの葉は細かいので、気になる事はないでしょう。
大きい葉のタイプを使う場合は、葉だけを使います。
中に茎の部分のような芯が混ざっている事があるので、省いてください。
葉を噛むと、紅茶の香りと味がアクセントになって楽しめますよ♪
紅茶エキスは紅茶の葉10g(ティーパック約5個分の量)入った容器に150gの熱湯(必ず熱い≪100℃≫もの)を少し高い所から落とすように注ぎます。
こうすることで茶葉がお湯の中で踊り、葉が開くのでエキスがよく抽出できます。
容器にラップをして5分ほど蒸らし、茶漉しで漉します。
蒸らしすぎると苦味が出すぎるので、5分を目安にしてください。
  また、ティーパックを使う場合、蒸らし時間は2分ほどで十分だと思います。

これを冷ましてから使います。


◆◇ Process ◇◆  total time : 14時間〜
水と卵、紅茶の葉、エバミルク、油脂以外の材料を捏ね釜に入れ、回転し始めた釜の中に
水、卵、エバミルクをゆっくり加えて捏ねていきます。
グルテンが形成された頃に(約6分後)油脂を加え捏ね上げていきます。
6分くらい捏ねて、紅茶の葉を入れます。
30秒ほど捏ねて生地に紅茶が混ざり、薄すぎない膜ができるようになったら終了。

捏ね時間 5〜6分 ↓油脂 後6分 ↓紅茶葉 30秒〜1分 捏ね上げ温度26〜28度
【フロアータイム】

発酵倍率1.3〜1.5倍程度
生地おポリ袋に包み、厚さ1.5cmほどに伸ばして
室温で生地が少しふっくら発酵するまで行います。
25度ぐらいの室温で20分程度です。
【冷蔵発酵】

フロアータイムをとった生地をビニール袋に入れて、冷蔵発酵させます。
2.5〜3倍程度に発酵していれば成功です。。
冷蔵庫内の温度は3〜5℃。12〜20時間の発酵時間。

冷蔵庫の温度は日中、保つ事が難しいです。
その場合、発酵が早く進んでしまうので注意してください。
【フロアータイム ⇒ 分割 ⇒ ベンチタイム】

冷蔵庫から生地を出してポリ袋に包んだ状態で
室温で必ずフロアータイムを30分ほどとり、生地温度を10℃ぐらいまで上げます。
後は通常通り2分割して、生地を丸め(パンチ効果)ベンチタイムを20〜30分、生地がふっくらするまで行います。

ワンローフで作りたい場合
冷蔵庫から出した生地を空折り(シートが入ってない状態での折りこみ作業の事・パンチ効果)します。3つ折り一回の工程をした後、ベンチタイムをとってください。
あとは普通に成形していいですよ。
【成形】

キメの細かいパンにするため、ツイスト成形。
ここで荒くなりがちな内相を補います。
生地量が少ないので、キメが粗くなりやすいのです。
やり方は 【 コチラ
【ホイロ】

33度、70分ほど発酵
生地のテッペンが型から1cmほど離れている所で終了です。
(これは目安です、工程具合によって釜伸びが変わってきます)
【焼成】
190℃予熱、170℃17分 160℃13分前後。(高速ガスオーブン使用)
お手持ちのオーブンで調節してください。
網に乗せて焼くとコロコロ移動しませんよ♪


ひぃたんメモ
紅茶の入れ方は、作る紅茶によって色々あるんですね〜
パンに入れる紅茶の風味・・・・普通に入れた紅茶では薄くてボケちゃうし
濃く出したくて悩みました。難しい事はよく分からないし。。。
なので、紅茶の抽出液はとても濃いの〜アイスミルクティーに使うぐらいの濃い紅茶で
パンを仕込んでいます。アイスミルクティーにしてもいいですよ( ̄ー ̄)ニヤッ

中に入れる葉ですが、これを加えて捏ね上げた生地を長時間発酵させる事で
生地に葉の香りをうつしています。この為に冷蔵発酵法を取り入れてみました。
葉をわざわざ蒸らしてから生地に入れるのも、香りをうつすと言う狙いもあるんです。
じゃぁ、普通に発酵させて作っちゃダメ?
いえいえ、そんな事はないですよ〜ちょっと風味や食感は変わりますけど
インスタント・ドライイースト1.5〜1.7% (耐糖性は1.2〜1.4) ほどで
仕込んでいただければ良いです。一次発酵途中でパンチいれてね!

今回はメッシュで作っていますが、別にこの型でなくてもOK!
お手持ちのパウンド型や、小型のパンにしていただいても良いです。
(粉は強力粉で十分良いと思います)
より、ふんわり感を味わえるパンにあります。
その方がバリエーションが広がるかも〜作りやすさも増すでしょう=( ̄▽ ̄;
色々楽しんでくださいね☆

紅茶ロールで紹介したミルククリームの≪薄力粉≫をコーンスターチに換えてつくり
このクリームをサンドすると美味しいですよ♪クリームパンにしても良い♪
硬さはお好みで調節してくださいね。
紅茶の葉も色々あります。
使う葉のタイプやグレードによって、扱い方が色々〜。
使うなら、香りの強い物がお勧めです。全然違うよ〜!
好みによって使い分けていただきたいです。
なお、詳しい事はこちらのサイトを参考にしてくださいね☆

≪日本紅茶協会≫
冷蔵発酵を今回使用しましたが
これがベスト?と聞かれると・・・( ̄▽ ̄;い、いえません〜。。
温度管理が大変難しく・・・・・(--;)
その時々によって生地の常態が変化すると思います。
生地の状態判断は≪作り手様≫に大部分委ねてしまう事になりますが
ご了承くださいませ〜。。。。。。。。。。。(ノ゜◇゜)ノ おい!
TOP
Copyright (C) since 2003 hii-tan All Right Reserved