06/01/15


トマトカラーのグリッシーニ★応用も♪

材料名 Baker's
フランスパン用
強力粉
50 125
薄力粉 50 125
ドライイースト 1.2
2.2 5.5
砂糖 1.2
モルトパウダー 0.6 1.5
トマトピューレ 50 125
オリーブオイル 10 25
牛乳 26 65
スィートバジル 0.4 1.0
合計 191.6 479


フランスパン専用粉にはリスドォル(タンパク質11%)薄力粉に特宝笠使用しています。
お好みで変更してください。
変更の場合、ホイロの見極め、吸水などが変わります。
前の晩に、バジルとオリーブオイルを混ぜておきます。トマトピューレを入れてしまっても良いです。バジルの香りをうつすと共に、油分(水分)をバジルに染み込ませておきます。
オリーブオイルは香りの良い物を使うと良いですよ(EVオイル使用)
スィートバジルはフリーズドライタイプで、バジルの色が綺麗なので愛用しているのですが、普通に手に入るもので良いです。
分量はお好みで調節してください、オレガノやパセリをブレンドしても美味しいです。
モルトパウダーはcuoca ママの手作りパン屋さんで販売されている
ビタミンC入りのものです。
主人用に作る時はガーリックパウダーを入れます。
味が濃くなって、おつまみ感覚になります。パプリカを極少量入れても
トマトを引き立てて美味しいです。
冬場に製作してレシピのため、捏ね上げ温度が低くなりがちでした。
そのため、発酵温度を高めにしています。
生地は硬くありません。少し柔らかいぐらいです。


◆◇ Process ◇◆  total time : 3時間30分〜
粉類の材料を入れた捏ね釜に すべての材料を入れながら捏ねていきます。
膜はあまり強くなく、生地を伸ばすとある程度伸びて切れる程度です。

捏ね時間 8分 (オールイン)  捏ね上げ温度25度。
【一次発酵】

30度70〜80分(約2倍)、丸めなおし後、30分程度(約2.2倍)
丸めなおしは優しく行ってください。

一つ15〜17g前後(天板の大きさによって変更します)に分割。
丸めなおしてベンチタイムを30度で20分 (成型に時間がかかるので、やや短めに)
【丸めなおし ⇒ ベンチタイム】

10等分(一個は約45g前後)にして丸め直し
ベンチタイムを20〜30分、生地がやわらかくなるまで行います。
【成形】


写真は横に引っ張っていない状態です。片手で撮影していたので・・・。

@
丸めた生地を手のひらでポン!と軽くつぶします。
A平らになった生地を手に持ち、、優しく左右に引っ張り伸ばしながら上1/3を折り芯を作ります。
B残りの下1/3中央も同じ方向で折り、綴じ目をしっかり閉じてください。(棒状成型でも良いです)
 空気が入らないように折った部分の生地を押さえながら作業を進めてください。

C
出来上がった生地棒を手のひらで丸めて形を整えたら
 ひとまず休めるために、次の生地の作業をします。
 数が多いので一つ棒の形ができたら次の生地へ・・というように作業を進め、生地を休ませて伸ばしやすくします。

D天板の横幅より少し長め位まで、生地を休ませながらゆっくりと伸ばしていきます(この生地量で30cmぐらい)お手持ちの天板によって、生地量を調節してください。なるべく細長く成型しないと、出来上がるパンが太っちょになってしまいます。

E
天板に等間隔に並べてホイロの作業へうつります。
【ホイロ】

30℃、15分ほど発酵。
ホイロというより、成型で長く伸ばすことで痛んだ生地を休ませて上げる目的なので
普通のパンのように【倍に膨らんだ】という感じにはしません。
しかし、ある程度は発酵させないと生地の修復ができず、焼き上げた時心が残り
食感が悪くなります(サクサクしない) ちょっと ふっくらしたかな?程度です。
【焼成】

200℃余熱、160℃25分〜(ソフトモード) 終了後、そのまま冷却
サクサクしたグリッシーニに仕上げるために、焼成が肝心です。
トマト入りなので焦げやすく。焼きすぎると美味しくありません。低温で温度調節をしながら焼き、
焼きあがったときの状態は、表面が乾燥し、指で押しても簡単に凹みません。
ただし硬すぎない程度にしないと、食感が悪くなります。
よく乾燥させることが肝心なので、焼きあがってからオーブンの余熱で更に水分を飛ばします。
完全にオーブンが冷めたら取り出し、軽くてポキポキ折れる状態なら成功です。


ひぃたんメモ
このグリッシーニを作って、いろいろ勉強になりました。

--- サクサクさせるポイント ------------------------------------------

1、生地を伸ばす時に、力を入れすぎないこと。生地が痛みすぎて芯が残る。

2、生地のサイズが重要。太すぎると焼成に影響し、サクサクしない。
  天板に合ったサイズ&分量で作ることが肝心。

3、並べ方で焼成に影響。一枚の天板に並べすぎると火通りが悪く、ムラができる。
  なので、一枚に10本ぐらいしか並べません。

4、一度に焼く天板の枚数も影響。
  3枚で焼くと、なかなか焼けないので2枚で焼いています。

5、仕上げの乾燥は大事。
  オーブンの余熱での乾燥は、余分な焼色をつけずに水分を飛ばしてくれます。
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このレシピで何回も焼いているうちに、私なりに思ったことです。参考になれば。。。


レシピの分量では30本ぐらいグリッシーニが作れるのですが、天板は2枚しか使わないので、残りの生地はフォカッチャやピザ生地にしています。
酸味があって、なかなか美味しくできるんです。

フォカッチャはホイロを30〜40分ほど取って、お決まりの穴を指で付けて、オリーブオイルをたっぷり塗りソフトに焼いています。好みの具をサンドして食べてください♪



ピザはクリスピーのように薄く伸ばしたりもしますが
パンピザのように、生地を平らに伸ばしてホイロ後に具を載せて焼いています。
チーズを乗せると良いですよ〜♪

普通のパンのように焼いても良いです。
それを半分の厚さにスライスして具をはさみパニーニのようにして焼くんです。つまりホットサンドを作るんですよ♪
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