◆◇ Process ◇◆ total time : 16時間〜 |
1 |
はじめから全ての材料を一緒に入れて捏ねます。
捏ね釜に 粉・塩・砂糖を入れ捏ね器を回転させて、水と卵黄・生クリーム・水で溶いたイースト、最後にバターを入れていきます。
9分ほど捏ね、生地状態を見ます。生地に張りがあり、コシのある少し厚めの膜ができる感じです。
食パンのように薄い膜が出来なくてもOK。
捏ね上がり温度は25℃前後でお願いします。あまり温度が高いと
冷蔵発酵が早く進んでしまうので気をつけましょう♪
捏ね時間 : 9分 捏ね上げ温度 : 25℃ |
2 |
【フロアータイム】
捏ね上がった生地をビニール袋に入れて四角く形を整えます。厚さ1.5cmになるように伸ばしてください。
これを室温(20℃前後)で約60分間、1.5倍になるまで発酵させます。
時間は倍率管理でお願いします。 |
3 |
【冷蔵発酵】
生地をポリシートで包み、冷蔵庫の冷風が直接当たると発酵が遅れるので上にタオルをかぶせて、バットなどに入れて冷蔵庫
(温度3℃) へ入れてください。
12〜15時間ぐらいで、だいたい2.7倍(2.5〜2.7)(生地温度 6℃)になります。
発酵終了です。 |
4 |
【成形】
@ 生地に軽く打ち粉をして24 x 24cmの正方形に伸ばし、生地のバターを置くスペースに軽く麺棒で押さえて菱形に跡をつけます。
バターが乗らない、菱形の外にできる三角形をした生地の部分は、矢印の方向に少し伸ばしておき
バターを包んだ時に重なり合う部分の生地厚を若干薄めにしておきます。
菱形の部分に、あらかじめ作っておいた折込用バターシート(14×14cm)を置きます。
前の晩に作って冷蔵してあった物は室温に戻して柔らかくしておいてください。直前に作ったものはそのまま使います。
A 綴じ目をしっかり付けて、生地を裏返し折り込み作業に移ります。いきなり伸ばすのとバターが切れてしまうので、始めは麺棒で生地を押さえるように伸ばしていきます。 |
B サイズ50×23cmになるまで、やさしく麺棒を転がして伸ばしていきましょう。 三つ折りにします。
C 裏返して90℃生地を回しサイズ45×21cmに伸ばします。 |
ここで90℃回転させて23cmの長さの方を右のように45cmまで伸ばす。
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D ここでチョコシートを入れます。両端15cmの場所に麺棒で軽く押さえて跡をつけ、生地の中央にシートを置きます。
空気が入らないように注意して、折りたたむようにチョコシートを包み角度を90度変えて裏返します。 |
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E サイズ39×30cmに伸ばします。両端を5mm弱ほどカットして断面を出します
(切りすぎ注意!)これを4等分にして、表面に刷毛で水を薄く塗ってから重ねて4段にします。
ここまで出来たらポリシーとかタオルに包んで30分間冷蔵庫に入れ安定させ、30分後、冷蔵庫から取り出し、これを3等分します。
生地が冷めすぎないように注意してください。ホイロ時間に影響します。 |
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棒状にした生地を三つ編みにします。成形【コチラ。】
必ず編み始めと終わりを下に巻き込むようにして、型に入れます。
生地を引っ張らないように、優しく折りたたむように編みます。
力を入れすぎると生地が変に伸びて、そこだけスカスカな感じになってしまうので気を付けて下さい。
型の両端に、少し余裕があるように生地が型に納まるのがベストです。 |
5 |
【ホイロ】
30度 2〜2.5時間。
粉にもよりますが1CWでは、型下1cmの高さで終了です。
場所によって大きく段差が出た場合は蓋をしてホイロを続け、低い部分が上がってくるのを待ちます。
バターが溶け出してしまうので発酵温度は低いです。時間・・・長いですが、がんばってください( ̄▽ ̄; |
6 |
【焼成】
200〜210℃予熱 200℃7分⇒160℃23分 (l高速ガスオーブン使用)
お手持ちのオーブンで調節してください。
はじめは高温で焼いて生地の上がりに勢いをつけます。
だいたい7〜8分もすれば中央まで熱が伝わって、釜伸びも終了していると思います。
後は低温で焦がさないように火を通していきます。
焼きが足らないとネチャ付いて潰れたパンになります。じっくり火を通して。
焼きあがったら型にショックを与え、型からパンを出して冷まします。
とてもフワフワなので、ショックは優しくしてください。 |